ナマズです。
将来の不安をすこしでも解消するために株式投資に精を出しております。
本日は2020年4月26日。
コロナショック(仮称)の影響で、3月23日ころに底をついてからおよそ1か月が経過しています。
この暴落を通してあらためて思ったことは「大きな下落時に株を買い増すことは簡単なようで難しい」ということでした。
コロナショックのおさらい
まずはここまでのコロナショックを軽くおさらいしましょう。
以下の画像はVOOの1年チャートですね。

山のテッペンは2月20日ころ、約310ドルです。
そこから3月23日へ向かって急降下。谷底は204ドルくらいです。
底から1か月経過した現在(4月26日)は、260ドルくらい。
ここ2週間ほどは、250~260ドルのレンジで振れています。
このまま株価回復できる理由、もしくは二番底に向かう理由を探しているといったところでしょうか。
ナマズの保有米国株の状況
お次はナマズの保有株状況も軽く確認です。
以下の画像は保有株のドルベース評価損益状況です。(4月24日某時刻のスナップショットです。)

XOM, ARCC, RDS.Bが焼かれていますね・・・。
MO, T, SPYDの-20%がマシに見えてしまうほどです。
RDS.Bなんて、底付近では-60%でしたからね。これでもまだ回復した方です。
大きな下落時の買い増しは難しい
株価が-50%~-60%になった状況はピンチでした。
しかし、逆に買い増しの絶好のチャンスでもありました。
株価が大きく下落しているときは、見た目の配当利回りもかなり高くなりますし、下落要因(今回はコロナショックや原油戦争)が落ち着けば株価が回復していく可能性も低くは無いからです。
しかし、ナマズはそんな状況の株式をすすんで買い増すことができませんでした。
大きく下落している株には、やはりそれなりの理由があり、今回は「オイル企業の破産」「減配どころか無配転落」のような記事が乱立していました。
ナマズは自分で一次情報を収集し、分析する能力が乏しいため、そんなノイズばかりインプットして、萎縮してしまっていました。
言い換えれば、無知なまま、根拠や芯のない投資をしてしまっているんですね。信頼できる判断材料が無いのです。
広瀬じっちゃまの言葉を借りて言えば、ナマズは米国株投資家ではなく、ただの米国株信者なんですよね。思考停止しているんです。
やはり、ナマズのような素人が個別株に取り組むことは無謀なことだったのかもしれません。
投資を始める際に読んだ書籍やブログには上述のようなことが書かれてあった気がしますが、身をもって実感です。

てきとうに米国株を買っとけば儲かると思ってたわw
バフェット太郎式について
大きな下落時の意思決定に自分の判断を介在させないため、ルールベースで投資を実践している投資家が、ご存知バフェット太郎氏です。
素人にもわかりやすく、適用可能な運用方法を実践しています。
しかし、これを実行するためには、実はかなりの握力が必要だと、今だからこそ思えます。
マトモな神経をしている素人は「オイル企業の破産」「減配どころか、無配・倒産」というニュースが乱立しているときにXOMを買い増せませんから・・・。
結果的に彼の投資法は、それなりのリスクをとっていることになるので、それなりのリターンを得ることはできるかもしれません。ナマズは彼の投資手法自体を否定することは毛頭ありません。
しかし、時がきたときに自分の判断で適切にポートフォリオを組み替えることが出来なければ、どこかで大損してしまったり、挫折してしまう可能性が高いと思ってしまいます。
ルールベースの投資手法に落とし込んだとしても、個別株ってすっごい難しいと思います。
ナマズのような素人が個別株に手を出すにしても、少額にしておくべきなのです。
今後の方針
このような考えのもと、当座はETFの比率をさらに引き上げていきたいと思います。
よくわからない個別銘柄に比べて、ETFは安心して保有できますからね。
具体的にはVOO, VGT, SPYDなど。いまは追加でVDCやVHTも欲しくなっています。
一方で、高配当株も悪ではないと思っているので、スパっと止めるということは無いです。こちらも継続です。
米国株ETF全力投球も実は難しい・・・?
ここで思ったのが「米国ETFへの全力投球も実は難易度が高いのでは?」ということです。
ナマズを含む無知な素人が米国株ETFに全力投球していったとして「米国一強時代の終了」「資本主義の終焉」という類の情報が乱立したときに、わたしたちはどういう行動をとるでしょうか。
「なんだかわからないけどS&P500から金が抜けていっているらしい!!」という情報を得たとして、あなたは何を思うでしょうか。
世界の主導権が中国やインド、ないしは欧州へ移行していったとして、アメリカに投資を継続することができるでしょうか。それも、自分の判断をもってして。
たしかに歴史的に米国株ETFは強い右肩上がりではあります。
しかし、その引き際を自分で判断できない人は手を出すべきでは無いのかもしれません。自分が資産を傾けている対象を、他と比べて客観的に説明できる根拠が必要ということですね。
そう考えると、目先のリターンを犠牲にしつつも全世界株式に資産を傾けたほうが、結果的に楽に安心して資産を増やすことができると思います。
いずれにせよ、個別株は難しく、それに比べればETFは安心感が強いです。
しかしETFだからといってまるっきり簡単とも言いきれません。
だからこそ、やりがいがあり、ブロガーのみなさんは楽しみながら・悩みながら取り組んでいるのかもしれませんが。
簡単で答えが決まっているものは、やっててもおもしろくないですからね。
ま、そんなカリカリせず、ナマズはゆるりと投資を続けていこうと思います。
本日は以上です。

実のない駄文、失礼しました。
コメント