ナマズ@現場監督です。
将来の漠然とした不安を少しでも解消するため、米国を中心とした世界中の株式へ投資をしています。
現在のところ1,000万円程度の株式等を保有していますが、その10%弱はSPYDと呼ばれるETF(上場投資信託)です。
高配当投資家にとってはお馴染みのETFですが、もし知らないという方がいれば以下の記事をご参考ください。
最高値から15%程度の下落
そんなSPYDですが、以下のチャートのとおり世界的な株価低迷の影響を受けております。

一時は40ドルに到達する水準にまで上昇を続けていましたが、先週の1週間でストンと下落。
金曜日の終値時点の株価は34.18ドル。約6ドル(15%)の下落でした。
もうすこし俯瞰するために、5年チャートも見てみましょう。

現在の34.18ドルは2018年末アップルショックの底と同程度の水準です。
それ以前だと、2016年頃の水準ということになります。
言い換えると、今現在は1~2年間に1度の価額にまで落ちてきているということです。
配当利回りは5%を突破
以下、SPYDの株価と配当利回りをグラフにまとめました。

現在の実績配当利回りは5.1%です。
配当利回りは2018年末アップルショック以来の5%超えとなっております。
SPYDは開始から5年程度と、比較的新しいETFです。
そしてその歴史上、実績配当利回りが5%を超えるのは今回が2度目です。
※余談ですが、配当利回りが5.7%程度の表記になっているサイトは、「直近の配当 x 4」で配当利回りを雑に計算しています。 当ブログは1年間の実績配当できちんと計算しているため5.1%です。
高配当投資家は買い増しに備えよ!
以上のことから、SPYDは今現在、十分に買い増し水準であると言えるでしょう。
もし、今週も更に株価が落ちるようであれば、より良いチャンスに成り得ます。
もっとも、そうなったときには世界中の株式指標がガタ落ちでしょうが・・・。
そういうときはSPYDに限らずとも格安個別株や今後に期待のハイテク銘柄を買うのも良いと思います。本人の指向や考え方にもよると思いますが。
ここで余談ですが、シーゲル先生の著書には、SPYDと構成の近いS&P500の配当利回り上位20%銘柄は1957年~2003年までの期間、S&P500インデックスを超えるリターンをたたき出したという研究結果もあります。
たしかに高配当銘柄は、無配当・低配当銘柄に比べると税制上は不利なところは認めます。
しかし、だからといってリターンが必ずしも悪くなるとは限りません。
SPYDは高配当ながらも、80銘柄に分散することによってリスクを低減している、心強い銘柄です。
上述した通り、SPYDの現在価額は数年に一度レベルにまで落ちてきています。
そして、配当利回りは上場来2度目の5%突破です。
まさに今が買い時だと、ナマズは思います。
そして、もっともっと株価が下がれば、もっともっと買い時です。
おススメします、SPYD。

キャッシュ管理しながら、下がるたびに買い増していきます・・・!
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