ナマズです。
将来の漠然とした不安を解消するために、米国株に投資をしています。
しかし、ナマズには株式投資の知識・経験が圧倒的に不足しています。
言い換えれば、なんとなくで株を買っているということです。
他方、株式市場はコロナショックの影響により絶賛暴落中。
そんな中での、ナマズの心境や考えをメモしておこうと思い、記事を書きました。
状況確認
上述のとおり、ナマズはなんとなくで株を買っています。
買い付けにあたっては、書籍やネットを参考にしながら、様々な指標を計算したり、他社と比較したりしています。
しかし、その数字を計算できたところで、どうして指標がその数字なのか。どうして今の株価がその値付けなのか、ぜんぜんわかっていませんw
「その株価には、どのような事情が織り込まれているのだろう」
「社会の動向がどう変われば、株価にどう影響するのだろう」
このような仮説をたてて自分なりに検証を続ける、いわゆるトライ&エラーで経験値を積んでいく部分なのですが、自分なりの答えすら出せないことも多いです。
「本業が忙しいから・・・」
「政治経済には疎いから・・・」
言い訳はいろいろできますが、現状としてはそんな感じです。
じっちゃま(広瀬隆雄氏)の言葉を借りて言えば、ナマズは米国株投資家ではなく米国株信者なのです。
そんなナマズがコロナショックに直面して感じていることを、以下に綴ります。
暴落に伴う資産評価額の下落に関して
1000万円ぐらいの株式評価額が、ここ2週間で200万円ぐらい下がったでしょうか。
きちんと計算していませんが、たぶんそのくらいです。
心境
そんな最中の心境が以下のとおりです。
- 余剰資金で投資をしているため、現在の下落ぐらいでは日常生活にダメージは無い
- 同じく、精神的なダメージも無い
これは、単純に投資額が小さいことが理由だと思います。
たとえば将来、1億円の株を持っていて2,000万円が減ったのであれば話は別かもしれません。
しかし、現在の棄損はたったの200万円ぽっちです。
1年間きちんと働いて贅沢しなければ、十分取り返せる額です。
想定しておいたこと
下落のときは以下の行動をとろうとあらかじめ決めておきました。
- 大した投資判断はできないのだから、狼狽売りしない
- 大きな含み損を抱えたとしても、5~10年たてば回復できる
- 下落した株が安いと思ったら躊躇せず買い増す
現在のところ、これらを遵守することができています。
なんとなくでやっていますから、買い増しもなんとなくです。
キャッシュが尽きたら、それはそれで仕方ありません。
今後の対応
上述のとおり、5年でも10年でも、どっしり構えて待つだけです。
ここまで述べたことのバックには、サラリーマンとしての給料が安定的に見込めることが大きいのだと感じます。
投資方針について
心境
市場は暴落していますが、今後も配当が継続されるだろうと思える企業は安心して保有しておけます。
これは想定通りです。
そういった意味では、普段はつまらないながらも暴落時でも安心して持って置ける銘柄をもっと増やしておいたらよかったかなと思いました。
生活必需品とかヘルスケアとかですね。
最近ではハイテクも生活必需レベルなんて言われていますが、そういうのも含めておいても良いと思います。
これまでのナマズのポートフォリオには、そのような銘柄は少なかったです。
これから不況が続き、減配がちらつき始めると、高配当投資はとたんに辛くなるかもしれません(汗)
これは素直に反省。改善が必要です。
シェール企業について
今回の誤算のひとつがシェール企業です。
ご存じのとおり、今回の暴落の原因のひとつは、原油価格の大暴落です。
その影響を受けている銘柄と言えば、ナマズが保有しているXOMやRDS.Bなどです。
「大企業だし累進配当銘柄だし大丈夫っしょwwww」と甘い考えで、かなりの額を保有していました。
そして現在、その株価は暴落前に比べて40%-50%ぐらい落ちています。
そのおかげで配当利回りは8-10%ぐらいになっていますが、減配が囁かれている中、さすがに怖くて買えていません。
改めて、個別株投資・セクター株投資の恐ろしさ・難しさを思い知らされました。
今回の暴落の引き金はシェール企業由来でしたが、将来的に何が暴落の引き金となるかはわかりません。
TやVZが引き金となる何かが起こるかもしれません。
もしかしたらGAFAM。あるいはKOやPEPとか?
「その株だけが-50%になるかもしれない」
「そのセクターだけが-50%になるかもしれない」
普段から、このように考えながら個別株・個別セクターを買わなければいけないと思いました。
ETFをたくさん組入れて分散作戦をとるのも、対策になると思います。
この辺りも素直に反省しなければなりません。
今後の方針
暴落をうけて考えた、今後の投資方針は以下のとおり。
- 基本的に高配当投資は継続
- 普段はつまらなくてもディフェンシブな銘柄をある程度持つことは重要
- ETFをたくさん組入れて分散させておくことも重要
- 買い付ける銘柄・セクターだけが大幅下落した時のことを常に想定しておく
- 有名大企業というブランドに惑わされない
書き連ねてみると、普段から目にすることの多い内容でした。
市販の書籍やみなさんのブログに、嫌というほど書かれていたことです。
改めて「こんな基本的なことができていなかったんだな」と感じます。
しかし、先駆者の格言が、自らの経験をもってして裏付けされたという風に考えれば、かなり貴重な経験になっているのではないかと思っています。
得るものの多い暴落です。
まとめ
この投稿では「高配当投資家」兼「素人投資家」のナマズの心情や今後の方針をまとめてみました。
将来の自分のためのメモ的な意味が大きいですが、同じような境遇の方々の参考にもなると思います。
いかがでしたでしょうか?
さて今後、長期の不況に突入する想定をしている方も多くいるように見受けられますが、果たしてどうなるでしょうか。
ナマズは気を引き締め、改めて投資の基本に立ち返りつつ、どっしり構えていきたいと思います。
本日は以上。
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