ナマズです。
将来の漠然とした不安を解消するため、株式投資をしています。
一般に、株式を保有していると年に数回、配当金というものが支払われます。
支払われるタイミングは銘柄によって様々です。
本日はその中でも3月中に支払われた配当金の集計記事です。
ご存知の方も多いと思いますが、3の倍数月はETF(上場投資信託)の配当支払いが集中している月でもありますね。
それでは、ご覧ください。
2020年3月の配当支払い銘柄
2020年3月に配当金の支払いがあった銘柄は以下のとおりです。
ティッカ | 銘柄名 | 保有数 | 税引き後 受取額 |
---|---|---|---|
XOM | エクソンモービル | 70株 | $43.7 |
VGT | バンガード情報技術セクターETF | 25株 | $15.1 |
VOO | バンガードS&P500ETF | 22株 | $18.6 |
MCD | マクドナルド | 20株 | $18.0 |
RDS.B | ロイヤルダッチシェル | 90株 | $67.4 |
RDS.B | ロイヤルダッチシェル(NISA) | 40株 | $37.6 |
SPYD | S&P500高配当株式ETF | 290株 | $82.4 |
これら合計で6銘柄・7入金。
合計で282.8ドルの受取です。
日本円にして30,452円の入金です。(1ドル108円として計算)
ナマズのブログ史上、最大額の配当金でした。

不労所得おいしいです!
配当金は、減配が無い限り(重要)、安定的にナマズの財布にお金を運んでくれます。
株価が半額以下になった石油会社
さて、3月に支払いのあった配当金の約半分を占めるのが石油会社銘柄でした。
銘柄名でいうとエクソンモービル(XOM)とロイヤルダッチシェル(RDS.B)です。
今般、これら銘柄はコロナショック前から株価が半額程度に下落しています。


主たる原因はOPEC+が仕掛けた原油増産です。
詳しくは総合商社マンさんのブログが参考になりました。
上記ブログ記事によると、大手石油会社は採掘コストが50ドル程度かかるとのことです。
つまり、原油価格が50ドルを上回らないと利益すら出せない状況に陥ってしまうということです。
しかし、現在の原油価格は22ドル程度をつけています。
石油会社は採算が取れません。
いくら大きい企業とはいえ、主力事業で採算が取れないとなると業績の下方修正は確実。
普通は減配となるでしょう。
XOMとRDS.Bには、過去何十年にも渡る累進増配の実績があるため、踏ん張ってほしいところではありますが・・・。
保有している株式は無くなったつもりで保有を続けてみますが、この状況下で急激な回復は難しいのではないでしょうか。
今回「自社が主力としている商品の価格を自社で決められない」ということは、大きなリスクになるということが、身をもってわかりました。
今後の投資判断に活かしていきます。
これまでの受取配当金
さて、以下のグラフは、2019年1月以降の月別受取配当金です。

2019年3月の配当金は46.1ドルでした。
2020年3月の配当金は282.8ドルでした。
保有している株式の額がかなり違うため、比較に大きな意味はありませんが、増加率は約600%を記録しています。
今後、増加率は落ち着いていくことになると思いますが、増配と買い増しで、徐々にでも増やしていければ良いと思います。
長い時間をかけて、優良株式の保有枚数を増やしていくことを続けます。
それが、将来の漠然とした不安を解消することになることになると思っています。
本日は以上です。
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