ナマズです。
久々に、次月に権利落ちの高配当株シリーズをやっていきたいと思います。
現在が2019年12月なので、本日は2020年1月に権利落ちの高配当株をリストアップしてみました。
例によって、高配当ではない銘柄(ナマズが気にしている銘柄)も含まれています。
タイトル詐欺となってしまいますが、何卒ご了承ください。
2020年1月に権利落ちの高配当銘柄一覧
それでは、独断と偏見で選んだ高配当銘柄をご覧ください。
ちなみに、権利落ち日は2019年のものを転記しているだけです。2020年には若干のズレがあると思いますので、ご注意ください。
それではどうぞ!
ティッカ | 銘柄名 | 実績配当 利回り | 昨年の 権利落ち日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
T | AT&T | 5.33% | 1月9日 | 通信大手! |
VZ | ベライゾン | 3.98% | 1月9日 | 通信大手! |
GIS | ゼネラルミルズ | 3.80% | 1月9日 | 食品老舗! |
MA | マスターカード | 0.45% | 1月9日 | クレカ大手! |
PG | P&G | 2.36% | 1月17日 | 配当王・生活必需! |
PFE | ファイザー | 3.76% | 1月31日 | 大手製薬! |
以上です。
けっこう少ないですよね。少なくとも、ナマズのウォッチリストに掲載している銘柄群の中で、1月に権利落ちのものは上記6銘柄だけでした・・・。
年始ということもあって、変則スケジュールなのでしょうか。誰か知っていたら教えてください。
堅調な通信大手株
さて、上に挙げた銘柄をいくつかピックアップして見ていきます。
まずは最上部TとVZの配当利回りが、ここ半年で大きく下がっていることにお気づきでしょうか。
今年の上期は、Tで6%程度・VZで4.5%程度の配当利回りがあったことは記憶に新しいです。しかし、現在はそれぞれ5.3%・4.0%と利回りが下がっております。
これは配当金が下がったわけではなく、単純に株価が値上がりしたからです。以下にTとVZの1年間の株価推移を見てみましょう。


このように、どちらも今年1年は堅調だったことが読み取れます。(もう少し長期で見ていくと、Tの方は不調からの復活なのですが。)このため、配当利回りが下がってしまっているのです。
ちなみにナマズは、たまたま上期にTを50万円弱、VZを20万円強買い付けていました。今ではそれぞれ27%・15%程度の含み益がある状態となっております。
含み益銘柄から4~5%の配当金が拠出されるのは心理的にとても安心できます。高配当銘柄というと石油やタバコに代表されるような不人気銘柄が多いため、含み損に転じがちです。なので、うまいところでインして、含み益の高配当銘柄の保有を増やしていくことが、高配当株投資の秘訣だと考えております。
100年以上減配なしのゼネラルミルズ
ゼネラルミルズは米国の歴史ある食品メーカーです。ゼネラルミルズの製品として日本で知名度の高いものと言えば、ハーゲンダッツやとんがりコーンでしょうか。
さてこの会社、実は100年以上減配なしの会社なのです。ゼネラルミルズの投資家情報のページを見てみましょう。

真ん中の皿に120 Years of Consecutive Uninterrupted Dividendsとあります。日本語で120年間途切れていない連続配当という意味です。データ上、減配なしだそうです。
連続増配年数でいうと14~15年そこらということで、有名米国銘柄と比べるとインパクトはありません。しかし、100年減配無しといわれると相当のインパクトを感じませんか?
配当性向も63%程度ということで、まだまだ余裕はあります。
下の画像のとおり、ピークに比べると株価が低迷しておりますので、逆張り高配当投資家の皆さんにオススメ致します。

さて、本日は以上です。
次月の権利落ちの高配当株シリーズは定期的に続けていきたいと思います。
本日は、2020年1月に権利落ちの高配当株でした。
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