ナマズ@現場監督です。
ナマズは将来の漠然とした不安を少しでも解消するために、株式投資を実践しています。
投資対象は主に米国株です。米国株は、企業の業績に応じた株主還元の実績が高く、歴史もあります。
そんな米国株の中でも、ナマズは安定して配当金を払い出してくれる高配当株を中心に保有しています。
そして2020年1月にも、高配当株から配当金の支払いがありました!
2020年1月に受け取った配当金
それでは、2020年1月に受け取った配当金をご覧ください。
以下のリストにまとめています。
ティッカ | 銘柄名 | 保有数 | 税引き後 受取額 |
---|---|---|---|
SPYD | S&P500高配当株式ETF | 160株 | $57.1 |
VOO | S&P500ETF | 15株 | $15.4 |
ARCC | エイリスキャピタル | 150株 | $45.2 |
WBK | ウェストパックバンク(NISA) | 50株 | $27.3 |
GSK | グラクソスミスクライン(NISA) | 50株 | $4.93 |
PM | フィリップモリス(NISA) | 5株 | $5.84 |
PM | フィリップモリス | 30株 | $28.0 |
MO | アルトリアグループ | 75株 | $45.2 |
NGG | ナショナルグリッド(NISA) | 25株 | $26.7 |
合計で8銘柄、255.6ドル。
日本円で27,606円でした。(1ドル=108円換算)
今月も完全な不労所得をゲットです!!
株式取引では、「株価が下落するかもしれない」というリスクを背負うことで、株価上昇や配当支払いのリターンを得るチャンスを手にすることができます!
そして、配当金を受け取ることで、そのリターンを実感することができます!!
それでは、今回配当支払いのあった銘柄をいくつかピックアップしてみていきましょう。
税制面でお得な英国ADR
冒頭から「米国株から配当金」と言い続けてきましたが、実はすこし違います。1月に配当支払いのあった銘柄のうち下記4銘柄は米国企業の株式ではありません。
ティッカ | 銘柄名 |
---|---|
WBK | ウェストパックバンク(NISA) |
GSK | グラクソスミスクライン(NISA) |
PM | フィリップモリス(NISA) |
PM | フィリップモリス |
NGG | ナショナルグリッド(NISA) |
これらすべて、英国の企業です。
米国の株式取引市場に上場しており米国株と同様に取引することが出来るため、米国株と並べて比較・集計されることが多いですが。
こういった銘柄のことをADR(American Depositary Receipt:米国預託証券)と呼びます。
なぜナマズがこれほどにも英国ADRも保有しているのかというと、税金面でお得だからです。
英国ADRの配当課税
通常の米国株の配当は、受取時に米国と日本で2重の課税が課せられます。
その影響で、受け取れる配当金は支払いのあった配当金の約70%となってしまいます。
たとえば、100円の配当金を受け取ることを考えてみます。
(本当はもう少し小数点が出てきますが、簡単のため省略。以下同じ)
配当金100円→ 米国課税10% → 日本課税20% → 受取70円
しかし英国ADRの場合、配当に米国課税がかかりません。その分、受取配当金が増えるのです。
配当金100円 → (米国課税なし) → 日本課税20% → 受取80円
さらにさらに、非課税口座(NISA)で取引した場合、日本側の課税も省略されるため、配当の全額を非課税で受け取ることが出来るようになるのです。
配当金100円 → (米国課税なし) → (日本課税なし) → 受取100円
こういった理由があるため、英国ADRを、しかもNISA口座でたくさん保有しているのでした。
そして1月はたまたま、保有していた英国ADR銘柄のほとんどが配当支払い月でした。

非課税配当ザクザクおいしいです・・・!
ARCCの特別配当は今回で終了
お次の話題は、超高配当銘柄の筆頭であるARCC。
その実績配当利回りは8.6%程度あります。
しかし、2020年はその配当利回りが低下するでしょう。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ARCCは2019年の配当支払いで特別増配を実施していました。
2019年のIR資料には以下の一文があります。
Recently increased our regular quarterly dividend to $0.40 per share and declared an $0.08 additional dividend per share, to be distributed in four consecutive quarterly payments of $0.02 per share in 2019.
日本語訳: このほど、当社の通常四半期配当を1株当たり0.40ドルに増額するとともに、1株当たり0.08ドルの追加配当を宣言し、四半期ごとに1株当たり0.02ドルを支払う予定です。
つまり、4半期の配当毎回で、以下の金額が支払われていたということです。
- 通常配当:0.40ドル/株
- 特別配当:0.02ドル/株
そして、ARCCの次回の配当支払いは3月末頃ですが、そのときには特別配当はありません。
なので、次回の配当で「なぜか5%減配した!!」と騒がないように意識しておく必要はありますね。
実質5%の減配ということで、すこし痛いですが、「むしろこれまでが多めに貰えていてラッキーだった」ぐらいのポジティブな思考でいましょう。悲観する性質の減配ではないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2020年1月に受け取った配当金の集計と、関連銘柄の情報でした。
以下のグラフは、月別の配当金受取額をまとめたものです。

オレンジのバーが2019年の配当受取実績です。水色のバーが今回(2020年1月)のものです。
ナマズは昨年の1月頃から米国株への投資を始めましたが、2019年1月の配当金は32.8ドルでした。
そして、ちょうど1年後、2020年1月の配当金は255.6ドルです。

前年同期比780%だわ(笑)
こうやって数字として見えてくることで、自らの資産が着実に拡大していることを実感することが出来ます。
これからも給与の一部を株式につぎ込み、リスクをとりながら資産の拡大をしていきたいと思います。
本日は以上です。
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