ナマズ@現場監督です。
2か月ほど前に以下のツイートをしました。
なんとなくしたツイートなのですが、今でもたまにいいねが付いたり、リツイートされたりしています。
このツイートをした動機としては、リアルやネットを含めて周囲で以下のような話題を見聞きしていたからです。
- 人生初ディズニーランド!!楽しかった!!
- アナ雪2の公開めっちゃ楽しみ!! (注:当時は公開前だった)
- アベンジャーズの映画、めっちゃ良かった!!
こういった話題が耳に入るたびに、米国株投資家としてはDIS株のことが気になってしまいます。
そこで本日は、実際にウォルトディズニーがどのような事業を行っており、株を保有することでどのような所有欲を得ることができるのかをまとめて見ていきたいと思います。
どうぞご覧ください。
ウォルト・ディズニー社の概要
ウォルト・ディズニー(The Walt Disney Company)は、ディズニー兄弟が設立したアニメーション会社に端を発します。
現在は事業領域が多様化しつつあり、以下の4つの主要セグメント(事業領域)に分かれています。
- Media Networks
- Parks, Experiences and Products
- Studio Entertainment
- Direct-to-Consumer & International
これら4事業を順番に見ていくことにしましょう。
1. Media Networks
このセグメントの主な事業は、テレビ放送とラジオ放送です。
しかし残念ながら、米国内の放送事業がメインのセグメントのため、日本に住んでいると日常で所有欲を感じることは少なそうです。
ちなみに、ディズニーは以下のような放送局や番組を保有しています。
- ABC (American Broadcasting Company:世界最大の収益を誇る放送局)
- ESPN (Entertainment and Sports Programming Networks:スポーツ専門チャンネル)
- Disney Channel (テレビでのディズニー放送)
- National Geographic Channel (地理・自然などのドキュメンタリーチャンネル)
人によりますが、ナショナルジオグラフィックぐらいは日本でもよく見かけるでしょうか。
ナショナルジオグラフィック協会自体はディズニーとは関係のない非営利団体なのですが、ディズニーと連携した合弁企業が、雑誌の発行や番組制作をしています。
なので、ナショナルジオグラフィックの番組や雑誌を見かけるたびに、所有欲を感じることができるでしょう。
それ以外は、なかなか馴染みがないと思います。
気を取り直して、次のセグメントを見ていきましょう。
2. Parks, Experiences and Products
こちらのセグメントは、ご存知東京ディズニーランドが含まれるセグメントです。
主な収益源は、ゲスト(来場者)へのチケット販売や飲食、グッズ販売などです。
ちなみに、世界には6つのディズニーパークがあります。
- ディズニーランド・リゾート(米国)
- ディズニーワールドリゾート(米国)
- 東京ディズニーリゾート(日本)
- ディズニーランド・パリ(フランス)
- 香港ディズニーランド(香港)
- 上海ディズニーランド(中国)
(東京のディズニーランドのみオリエンタルランド社が運営しており、ディズニーからライセンスを受ける形態で運営されています。他の5パークは直営です。)
日本に住んでいると、海外ディスニーパークの話題はなかなか耳に入ってきませんが、東京ディズニーランドの話題はよく入ってきますよね。
例えば、ディズニーランドに新アトラクションが誕生し、メディアで取り上げられる度に所有感を実感することが出来るでしょう。
その後、ディズニーのファンがパークへ来場し、『アトラクション300分待ち』のツイートがバズる度に、ディズニーの魅力や力強さを感じることができます。
話は変わりますが、中学高校では修学旅行の日程にディズニーランドの日が組み入れられていることも多いんだとか。
そのほか、宴会や大会の景品としてディズニーランドのペアチケットを目にすることもたまにあります。
(ゲットしたことはありませんが・・・泣)
こんな感じで、国内では「とりあえずディズニー」というような市民権も獲得できており、そのたびに株主であることに喜びを感じることができそうです。

3. Studio Entertainment
この事業領域は、主に映画作成のことですね。
部門の立ち上げや買収を繰り返し、現在では以下の部門がメインとなっています。
- ウォルトディズニーピクチャーズ (ディズニー本体の部門)
- ピクサーアニメーション (子会社)
- マーベルスタジオ (子会社)
- ルーカスフィルム (子会社)
なんとなく聞いたことのある名称ばかりではないでしょうか?
それぞれ、有名作品やキャラクターを見ていきましょう。
ウォルトディズニーピクチャーズ
実写とアニメーションの両分野で数多くの映画を製作しています。
実写映画
- パイレーツオブカリビアン
- マレフィセント
- ナルニア国物語
アニメーション映画
- アナと雪の女王
- くまのプーさん
- 塔の上のラプンツェル
- リロ・アンド・スティッチ
実写/アニメーション両方
- ターザン
- ムーラン
- アラジン
- シンデレラ
- ピノキオ
- 不思議の国のアリス
など数多く。
ピクサーアニメーション
独自の3DCG作品を制作しています。
- トイストーリー
- ミスター・インクレディブル
- カーズ
- モンスターズ・インク
- ファインディング・ニモ
マーベルスタジオ
マーベルコミックを原作とした映画やテレビドラマを制作しています。
- アベンジャーズシリーズ
- アイアンマン
- キャプテンアメリカ
- マイティ・ソー
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
- アントマン
- ドクター・ストレンジ
- ブラックウィドウ
- ハルク
- ブラックパンサー
- X-MEN
- デッドプール
ルーカスフィルム
ジョージルーカス監督が設立した制作会社です。2012よりディズニー傘下です。
- スター・ウォーズシリーズ
- インディ・ジョーンズシリーズ
以上です。
2019年に歴代興行収入1位を獲得したアベンジャーズ・エンドゲームもディズニー傘下マーベルスタジオの作品です。
これらの映画が世界中で爆発的ヒットを飛ばすたびに、ウォルトディズニーの株主は所有欲を感じることができるでしょう。

4. Direct-to-Consumer & International
このセグメントの主な事業は、インターネットを活用した映像配信です。
ディズニーは以下の動画配信サービスを保有しています。
- Hulu
- ESPN+
- Disney+
中でも注目したいのがDisney+です。
前述のStudio Entertainmentセグメントで挙げた映画や、オリジナルのドラマが見放題となる月額の動画配信サービスです。
2019年11月12日に北米・オランダなどの一部地域でサービスが開始されましたが、かなりの好調で2日後の11月14日には利用者が1000万人に達したそうです。
その影響で、株価も8%程度の上げです。

残念ながら、日本でのサービス開始は2020年~2021年予定とのことです。
おそらく、アジア圏を含めた日本でのサービス開始時には、Disney+が話題になるでしょう。
中国・香港にもディズニーパークが存在するため、日中だけでもそれなりの数の利用者増が見込めると考えています。
そのときに、かなりの所有欲を感じることが出来るでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、ウォルト・ディズニー株へ投資することで得られる所有欲をまとめてみました。
以下、所有欲を感じることのできる瞬間をおさらいしておきましょう。
- ナショナルジオグラフィックの雑誌や映像を目にする
- ディズニーランド新アトラクションが話題になる
- グッズ爆買い報告を見かける
- アトラクション300分待ちがニュースになる
- 子供や知り合いのお子さんが修学旅行でディズニーへ行く
- 宴会や大会の商品がディズニーチケット
- アナ雪などの映画が話題になる
- アベンジャーズの映画が話題になる
- スターウォーズシリーズの映画が話題になる
- Disney+がアジア圏でサービス開始される
かなりの数ですね。
ちなみにナマズはディズニーランドに興味はありませんが、アベンジャーズシリーズはすべて視聴済みです。完全にウォルト・ディズニーの養分ですね。
しかし、養分であることをネガティブには思っていません。
ディズニーランドのキャラクターや映画、アベンジャーズ、スターウォーズなどなど、まったく知らず、まったく興味ない人など、殆どいないでしょう。
ウォルト・ディズニーが手掛ける、懐かしみがありエキサイティングなコンテンツやテーマパークは、既に我々の生活に完全に取り込まれており、誰しもが部分的に養分であると思っています。
そして、これらが話題になるたび、所有欲を感じることができる。
そんな素晴らしい銘柄がウォルト・ディズニー株(DIS)です。
日々の所有欲を感じるとともに、将来の力強い成長に期待して、株式の保有を一考してみてはいかがでしょうか。

なお、ワイは保有していませんw
また今度かうわ(適当)
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