スポンサーリンク

私たちは靴下を買うときのように株を買えば、もっとうまくいく

マーケットが下がる、つまり株が「バーゲンセール」になると、私たちは株を買うのをやめる。のみならず、焦って売ろうとさえする。ジェイソン・ツヴァイクが指摘するように、「私たちは靴下(socks)を買うときのように株(stock)を買えば、もっとうまくいく」のだ。株価が上がったからといって有頂天になったり、下がったからといって落胆したりするのは間違っている。株式相場の下落は、安く買うための第一歩なのだ。

チャールズ・エリス著の名著「敗者のゲーム」に登場した言葉です。原著 第6版日本語訳の112ページに記載されております。

ある商品がセールになったとき、人々は喜んでモノを買います。例えば、Nintendo Switchが50%OFFになったら、私は急いで買いに向かうでしょう。お気に入りの服や靴、書籍なんかでもそうです。

また、キャッシュレス還元が活性化している現在の日本では、5%ポイント還元20%キャッシュバックなどの制度をうまく活用して、安く商品を手にするために必死に知識武装をしている人もいるでしょう。私もそのうちの一人です。

しかし、株価が大きく下落したとき:例えば、アップル(AAPL)が業績予想を大幅に下方修正したことにより世界経済に不安が広がり、各社の株価が20%-30%も下落した時、我々は冷静に買いに迎えるでしょうか?

これは通称アップルショックと呼ばれています。去年の今頃の話です。

こういうシーンがこの先に訪れたとき、あなたは株を買いに向かえますか?

スポンサーリンク

冷静な判断力

私が株価下落時に株を買いに向かえないひとつめの理由が「冷静でいられないから」です。

アップルショック当時、私は何百万円もの日本株・米国株を保有していました。そしていざ本格的に株価の下落が続いていくと、ニュースや周囲のパニックが不安を煽り、自分自身が冷静な判断力を失ってしまいました。

いわゆる群集心理というやつでしょうか。

その結果、何もわからず、次から次へと損切をしていき、135万円の損失を出してしまいました。

今考えてみると、「なぜ俺はあのとき売ったのだろう・・・」という感じです。

結果として株価が回復している今だからこそ、そんなことが言えていますが、当時のパニック具合は自分の人生の中でも、わりかしヤバかったと記憶しております。

ヒトはパニックに陥ると、冷静な判断力を失うのです。

このような内容について、記事の冒頭で紹介したジェイソン・ツヴァイク氏が自著に収めています。「Your Money & Your Brain」というタイトルで、投資の脳科学・神経科学について書かれてあります。

日本語訳のものが無かったため、ほぼぜんぜん読んでいないのですが、Sock(靴下)とStock(株)の特徴の違いの部分だけは読みました。以下に転記します。

SockStock
必要な時に買う他の人が欲しがっているときに買う
セールの時にたくさん買うセールじゃないときにたくさん買う
長年使い続けるなるべく早く売る
穴が開いてきたら、古着入れに入れる価値が下がってきたらパニックになる

一般的な株に対する投資家の心理として、右のような傾向があります。投資家のみなさんなら、なんとなくお判りでしょう。

しかし、長期的な利益を考えるのであれば、左のような行動を株式取引に活かすべきです。一言で言い表せば、安く買って長く持つということです。(この辺りは個人的な投資方針もあるため、一概には言えないかもしれませんが)

次回の暴落

さてこの瞬間、あなたは以下のことを知りました。

「短期的な市場危機に惑わされず、(ア)ホールドしておけばいいんだ!!」

いま現在はこのことに納得したとしましょう。しかし、その納得を超えたパニックが訪れたときに、あなたが正しい行動が出来るかどうかはわかりません。多分できないのだと思います。

株価が日々下落し「アメリカ主導経済の終焉」なんて記事が出た日には、VOOの損切すら考えてしまいます。私の場合。

ポートフォリオをそのような短期的な市場危機から守るため、エリスは長期の運用基本方針の策定・明文化をオススメしています。

投資に対する自分のスタンス、戦略を明らかにすることで、運用における誤った行動を減らすことが出来ます。

もちろん、雑な基本運用方針を立てるだけでは不安やパニックにすぐに負けてしまいます。運用基本方針がそれらに打ち勝つことのできるだけ理路整然としており、自身が心の底から納得しているかが大事なのです。

ナマズの基本運用方針

もちろん、私には理路整然としており、自身が心の底から納得している運用基本方針はありません(ドヤァ・・・)

というより考えることができません。

まともな運用基本方針を導き出すには、ある程度の投資の知識と経験値が必要だと思っています。そのためには時間が必要です。

先人の著書玄人のブログから学べることも多いですが、それだけで長期の運用方針を決められるかというと、ちょっと違います。人それぞれ、期待リターン許容リスク水準その他諸々の考え方・受け止め方は千差万別です。

私は投資を初めて2~3年ぐらい。米国株をやるようになってちょうど1年くらいです。

現在のところ、流行りの投資方法になんとなく乗っかって、ゆるふわに経験値を貯めていくことしかできないのです。そして、長く市場に居続け、知識のアップデートと方針の微修正をセコセコ続けるしかできないのです。

無力 & 無力。自分が無力と思えるからこそ、頑張れますし、楽しいです。

今年もあとわずか。今年は出し切り、来年も張り切っていきましょう。(疲れてきたので雑な締め)

くれぐれもKeep your自己責任。最高のドゥーラックを☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました