ナマズです。
ナマズは現場監督ですが、ブログではあまり仕事の話はしません。
しかし、本日は仕事に関係のあるお話。
ナマズは7月28日(日)の一級建築士試験(1次試験)を受験します。
一級建築士試験
一級建築士試験は「1次試験」と「2次試験」が分かれており、それぞれ以下の日程で実施されます。
- 1次試験 7/28(日)
- 2次試験 10/15(日)
2次試験の合格後に、免許のための事務手続きを終えると、晴れて一級建築士となれます!
現在が6月中旬ということで、1次試験まであと1か月半後に迫っています。
ちなみに、資格名称は「一級建築士」です。「1級建築士」ではありませんので注意。
1次試験
1次試験はマークシート式。
以下の5科目の試験があり、「各科目の基準点」と「合計の基準点」の両方を満たせば、試験をパスできます。
No. | 科目名 | 試験概要 |
---|---|---|
1 | 建築計画 | 建築の種別・規模・各種寸法・動線計画 日本建築史・世界建築史 |
2 | 建築環境・設備 | 建築の快適性(温熱・音・光環境など) 建築の設備(空調・電気・照明・防災など) |
3 | 建築法規 | 建築基準法・関係法令 |
4 | 建築構造 | 建築の材料・耐震化・長寿命化 構造力学・構造設計 |
5 | 建築施工 | 工程管理・安全管理・品質管理 工事契約・工事機械・機材 |
「建築計画」はとにかく暗記が多く、「建築法規」では建築基準法の理解が求められます。
「建築環境・設備」と「建築構造」は流体力学・材料力学がベースとなっている内容が大半であり、いわゆるエンジニアリングの範疇となります。
最後に、「施工」では、建築現場で知識・経験が無いと難しい内容です。
とにかく、広い範囲の知識を求められるのが一級建築士の1次試験です。
合格率は、例年17%程度ということで、非常に狭き門ということが分かります。
まずは17%枠に入らないと、お話にならないということですね。
配当利回り17%の株があれば欲しいンゴ・・・(アホ)
2次試験
2次試験は、設計製図試験です。
当日に設計課題が発表され、計画・環境・設備・構造・法規的に満足した建物を即日設計し、図面と設計コンセプト(小論文)を完成させます。
なんと試験は、11:00~17:30の6時間30分ぶっ通し(笑)
噂によると、飲食やトイレがほぼフリーダムなんだとか(真偽は不明)
試験会場はどんな雰囲気なんでしょうねwww
2次試験の合格率は例年40%程度。
けっこう高いとはいえ、1次試験の17%枠を乗り越えてきた人たちですから、それなりの混戦が予想されます。
この試験をパスすれば、あとは事務手続きだけで1級建築士となれます!!
試験の開催は10/15(日)なので、それまでの4か月は勉強漬けの毎日となります。
一級建築士の業務範囲
ご存知の方が少ないと思うので、すこしだけ一級建築士の業務範囲の話をします。
まず、一級建築士は独占業務を有する士業です。
建築士法第3条には、建築士の業務独占が定義されています。
第三条 左の各号に掲げる建築物(建築基準法第八十五条第一項又は第二項に規定する応急仮設建築物を除く。以下この章中同様とする。)を新築する場合においては、一級建築士でなければ、その設計又は工事監理をしてはならない。
出典: 建築士法第三条
つまり、各号で定められている建物については、一級建築士でないと設計や工事監理(工事進捗の技術的・法規的チェック)業務は行ってはいけないということですね。
各号の記載は省略しますが、その内容を図化したものが以下の画像です。

小規模の建物であれば、だれでも設計・監理できますが、大規模な建物になればなるほど設計・監理できる人間が絞られてきます。
特に面積や高さが大きかったり、特定※と記載されている建物(不特定多数が利用すると別途定められている建物)であったりすると、一級建築士しか設計・監理してはいけないということですね。
言い換えれば、一級建築士になればすべての建物を設計・監理できるようになる、ということでもあります。
そんなカッコイイ資格が「一級建築士」です!!
ちなみに、建築士は資格の名称ですが、建築家は自称なので使い放題ですw
まあ、世の中の有名建築家は、たいてい一級建築士資格を持っていることが多いですが。
まとめ
本記事は、いつもの投資関連の話とは打って変わって、建設業に関連するお話でした。
1か月半後には、一級建築士の1次試験ということで、現在絶賛勉強中でございます。
現場業務が忙しいのもあり、カツカツのスケジュールで勉強をすすめているのですが、日々の株価チェックやTwitterで時間が削られる日もしばしば・・・。
「VOOとVTIどっちが好き?」とか、やってる場合じゃないですね笑
これから、試験が近づくにつれ、ブログの更新頻度・質も低下していくと思われます。
また、銘柄を追うのも難しくなるため、テキトーにSPYDなどの買い増しがメインになってくると思われます。
ま、時間があったときでも、大層な銘柄分析はしていなかったので、テキトーにSPYDつみたての方が、かえってリターンは大きくなるかもしれませんが(笑)
とりもあえず、1か月半後の試験まで、出来る限り自分を高めていきたいと思っています!!!!

おべんきょう頑張るンゴ~!!
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